私の肌悩みや希望に合ったハイフの種類はどれ?

ハイフの機器は種類がたくさんあり、基本的な機能は同じですが、機器によって特徴があり、効果や痛みなどが異なります。そこで、今回は、美容クリニックでよく使われているハイフ10種とよく知られる美容クリニックで扱う機種 についてご紹介します。

ハイフの種類

①ウルセラ
パワーが大きく、照射温度が65℃〜75℃と高い。強い痛みを感じやすいが、肌の引き締め効果だけでなく、コラーゲンを増殖する高い効果も期待でき、ほかの機器に比べてリフトアップ効果が高い。

②ウルトラセルQ+
4種類の点状照射カートリッジが搭載されている。小さいカートリッジなら狭い範囲や皮膚が薄い箇所にも照射でき、たるみが気になる部分に集中的な施術が可能。大きいカートリッジなら脂肪の厚い部分にアプローチしやすい。

③ウルトラセルQ+リニア(ハイフリニア)
ウルトラセルQ+を線上に照射する機種で、照射温度が58度と低いので痛みが少ない。あご周りやフェイスラインなどの皮下脂肪の多い箇所に高い効果を発揮し、体の脂肪が多い部分にも使用可能。二重顎の改善や引き締めによって小顔効果が期待できる。一度に広範囲への施術が可能なため、ほかの機種に比べて施術時間も短い。

④ウルトラフォーマー3
目元や口元の狭い部分にもギリギリまで照射可能。肌の浅い層のみに連続照射するハイフシャワーができ、肌のハリ・ツヤアップや毛穴の引き締めなどの美肌効果が期待できる。

⑤ウルトラフォーマーMPT
ウルトラフォーマー3の次世代機器で、痛みが少なくさらに高いリフト効果を発揮。点状照射も線状照射も可能。高密度な線状照射によってコラーゲン・エラスチンの生成率が上昇し、ハリ感や引き締め感をすぐに実感しやすい。

⑥ダブロ
高密度の超音波を広く均一に照射することでエネルギーが分散され、痛みを感じにくい。出力の微調整もでき、痛みを抑えた施術が可能。

⑦ダブロゴールド
ダブロの進化版で、8分間300ショットの速さで連続照射できる。双方向に照射を継続することで治療時間の短縮とムラのない照射が可能。高密度集束超音波をSMAS層にピンポイントで直接加熱することでたるみ治療を行う。

⑧ソノクイーン
柔らかい熱エネルギーで痛みを大幅に軽減し、ダウンタイムも少ない。眉の上下や目の下などの狭い部分にも照射可能。

⑨ユーティムスA3
トランスデューサーがセンターレスなので、過剰な熱負担が解消され、痛みややけどのリスクを軽減。熱エネルギーが安定しているのでターゲットに強いエネルギーを照射でき、高い効果が期待できる。

⑩コントレックス
4種類のカートリッジから皮下脂肪の厚みに合わせて選択可能。照射パワーが弱いため痛みが少ない。治療が難しい口元のたるみにもアプローチできる。

機種別おすすめの美容クリニック

①湘南美容外科
ウルトラセルQ+、ウルセラを採用。
ウルトラセルQ+で、皮膚の2.0mm、3.0mm、4.5mmの深さに重ね打ちする「トリプル照射」によって全顔1回650ショットが可能。

②品川美容外科
ダブロ、ダブロゴールド、ダブロS+、ソノクイーン、第3世代タイタンを採用。
選択肢が多い。痛みが少なく施術時間も短い第3世代タイタンの施術が低価格で受けられる。

③TCB
ソノクイーンを採用。
ダウンタイムが少ないので、ハイフが初めてでも受けやすい。

④共立美容外科
スーパー『ハイフ』プロ(オリジナル)を採用。
出力を0.05単位で調整でき、ほうれい線や頬のたるみ、細かい部分のたるみも改善できる。RFとHIFUの両方を用いて、リフトアップ可能。

⑤クリニックフォア
ソノクイーン、ウルトラセルQ+を採用。
初回限定のトライアルが用意されており、痛みが不安な場合は麻酔も使用できる。

⑥東京美容外科
ウルトラセルQ+を採用。
施術時間が短く、痛みを抑えた施術が可能。細かい部分にも照射でき、アフターケアが充実している。

⑦ルシアクリニック
ウルトラセルQ+を採用。
1ショットごとに痛みの状況や肌反応を確認しながら可能な限り最高設定のパワーで照射するので、リフトアップやハリ感アップ効果を実感しやすい。

⑧聖心クリニック
ウルトラセルQ+、ウルセラシステム、ウルトラセル[zíː]を採用。
ウルトラセルQ+の進化機種であるウルトラセル[zíː]は、1つのカートリッジで0.5mm単位の深度変更が可能。一人ひとりの脂肪の厚みやたるみの状態に合わせて深度を調整するので、高いリフトアップ効果が期待できる。

まとめ

ハイフは、メスを使わないたるみ治療の機器として、人気の施術です。たくさんあるハイフ機器には、焼灼の強さ、照射深度、照射範囲、照射方法などに違いがあるので、自分の肌悩みや肌状態に合わせて、機器やクリニックを選びましょう。