イオン導入や水光注射とは違うメソアクティスの魅力とは?

 

メソアクティスとは、エレクトロポレーションという電気を使った技術によって、さまざまな肌悩みに対応できる有効成分を皮膚に導入する施術です。針を使わずに有効成分を注入するため、肌への負担を抑えて奥まで届けることが可能です。そこで、今回は、メソアクティスの特徴や効果についてご紹介します。

メソアクティスの特徴

メソアクティスは、肌に電流を流すことで皮膚細胞の間に瞬時に穴を開け隙間をつくる、エレクトロポーションという技術が使われています。そのため、イオン導入とは違い、ヒアルロン酸など高分子の成分やコエンザイムQ10などイオン化しない成分でも導入できます。

水光注射とは違い、メソアクティスは針を使わないため、肌の表面に傷ができる心配もなく、痛みやダウンタイムもほぼないのが魅力です。

またメソアクティスの機械の先端についている細いスティック状のペンを当て、電気の力で肌に小さな隙間をつくることで、口元や口周りなど、細かな部位まで治療ができます。肌の状態によっては1回で美肌効果を実感できますが、半永久的に効果が持続するわけではないので、1ヶ月に1回の頻度で継続的に施術を受けることがおすすめです。

メソアクティスの効果

メソアクティスは、導入する有効成分を選べるので、あらゆる肌悩みにアプローチすることができます。

ビタミンC誘導体やプラセンタエキス、コエンザイムQ10などを導入すると、シミやそばかすを改善する美白効果があります。トラネキサム酸やレチノールは肝斑にも効果を発揮します。

保湿効果の高い成分を導入すると、バリア機能の改善とターンオーバーの正常化によって、乾燥肌の改善に効果があり、キメの整った肌が手に入ります。特に、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどはイオン導入では導入できないため、メソアクティスによるエレクトロポレーションが効果的です。

ヒアルロン酸やアルジルリンなどを導入すると、小じわや表情じわの改善に効果があります。また、しわは加齢からくるものであるため、アンチエイジング効果の高いプラセンタやAPPSなどのビタミンC誘導体もおすすめです。

ビタミンB12は血行不良が原因の青クマの改善に、アルブチンはメラニン色素の沈着や乾燥が原因の茶クマの改善に、コエンザイムQ10は加齢による肌のたるみが原因の黒クマの改善に効果があります。ビタミンC誘導体は、茶クマや黒クマの改善に効果があります。クマは種類によってその原因が異なるので、メソアクティスで使用する成分を選ぶことで、より効率よく悩みにアプローチができます。

ビタミンA誘導体は肌のターンオーバーを促進させるので、ニキビ跡や毛穴の改善に効果があります。また、トラネキサム酸でニキビの炎症を抑えつつ、ビタミンC誘導体で皮脂コントロールを行うことで、ニキビや毛穴のケアに有効です。

発毛効果があるミノキシジルは、メソアクティスで頭皮に直接浸透させることで、内服薬や外用薬より、AGA治療に効果があります。

脂肪溶解注射で用いられるフォスファチジルコリンを脂肪が気になるところに浸透させることで、痩身効果も期待できます。

抗炎症作用を持つビタミンB12の注入は、炎症を和らげるので、アトピー性皮膚炎や赤ら顔にも効果があります。

まとめ

メソアクティスは、選択する有効成分によって、あらゆる肌悩みや肌質に対応できることが魅力の施術です。痛みや肌への負担がなく、効率的に有効成分を肌の奥まで浸透させることができるので、痛みに弱い方や美容医療が初めての方、普段のスキンケアではなかなか効果を感じられない方にもおすすめです。